障害者の立場から共生社会や障害者差別解消法について語る古庄和秀大牟田市議会議員(右)=神埼市中央公民館

 第58回障害児(者)教育・福祉・就労研修佐賀県大会(佐賀県手をつなぐ育成会など主催)が7月31日、神埼市中央公民館などで開かれた。古庄和秀大牟田市議会議員が、障害のある当事者としての立場から、4月に施行された「障害者差別解消法」の基本理念などについて講演した。分科会では、成年後見制度の運用や教育・就労現場での課題などを検討した。

 古庄氏は障害者差別解消法により、会議に参加した場合に資料を読みやすくルビを打つなどの配慮を求めることができると紹介。「生活しにくいことを伝えることと、“わがまま”を言うことは違う。障害者側も権利の主張だけにならないよう、伝え方を練習する必要がある」と強調した。その上で、「『なぜできないのか』ではなく、『どんな工夫をしたらできるようになるのか』を考える社会モデルの視点が必要だ」と訴えた。

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