おもてなしの心を学ぶ煎茶教室で、お茶の濃さが一緒になるように回し注ぎを実践する園児たち=神埼市の神埼保育園

 おもてなしの心を学ぶ煎茶教室が3日、神埼市の神埼保育園で始まった。月に1回、NPO法人活気会食育部会のメンバーを講師に招き、年長園児14人がお茶の入れ方や和室のマナーを身につける。初回のこの日は、急須を使ってお茶を注ぐ作法を実践した。

 教室では初めに、同会の高遊外売茶(こうゆうがいばいさ)流の煎茶教授石井節子さんが作法を実演した。「みんなでおいしく飲めるように」と濃さを一緒にする「回し注ぎ」を指南。園児は湯を注いだ急須をそーっと傾けてお茶をつぎ分けた。茶たくに置いた湯飲みの絵柄を見せるようにして相手にさし出すことやお茶を飲むとき、両手で湯飲みを持つことも学んだ。

 その後、園児は和三盆の菓子と二煎目のお茶まで味わった。吉田真翔(まなと)君(5)は「食べたことのないお砂糖の味。お茶もおいしかった」とご満悦。古賀由真さん(5)は「楽しかった。家でお兄ちゃんについであげたい」と笑顔を見せた。

 同園はものを丁寧に使ったり、相手を思いやる気持ちを育てようと2012年から毎年、同教室を実施している。

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