海洋温度差発電についての説明を聞く高校1年生たち=佐賀市本庄町の佐賀大学

 理系分野に関心がある高校生を対象にした、佐賀大学と県教委による高大連携プログラム「科学へのとびら」の本年度第1回講座が18日、佐賀市の佐賀大本庄キャンパスで開かれた。高校生たちは大学の最先端の研究の一端に触れ、科学への興味、関心を高めた。

 県内12校の高校1年生約200人が参加し、佐賀大学海洋エネルギー研究センターの池上康之副センター長が講話した。池上さんは大学の魅力を「勉学は分かっていることを学ぶこと。(大学の)研究は分からないことに挑戦すること」と表現。さらに「『できない』と言う人はできない理由を探し、『できる』と言う人はできる理由を探す」と語り、失敗を恐れず、諦めずに一つずつ積み重ねる大切さを訴えた。

 将来、理論物理学者を目指す佐賀西高の八木春樹さん(15)は「研究に対する考え方を学ぶ機会はなかなか得られないので、新鮮だった。連携やチームワークの大切さなど学ぶことがたくさんあった」と話していた。

 プログラムは昨年度スタート。出前講座のように単発ではなく、高校3年間を通して継続、育成することを目的にしている。講座は全7回で、この日は昨年度から受講する高校2年生の4回目の講義もあった。

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