パソコンやスマートフォンの解析などを行い問題を解く警察官ら=佐賀市の県警察学校

 県内の警察署員のサイバー犯罪捜査技術の向上を目的としたサイバーセキュリティ競技会が5日、佐賀市の県警察学校であった。各署ごとに選抜された警察官が、パソコンやスマートフォンの解析などの技術を、署対抗で競った。

 「知らないアドレスからメールが送られてくる」など、つきまとい行為について女性から相談があった想定で実施。捜査の流れの中から、犯人の特定や証拠の発見に関する問題が12問出題された。

 問題は難易度ごとに点数が割り当てられ、獲得した点数の合計で順位が決まる。参加者たちは署ごとに3人一組となり、制限時間80分の間に、これまで培った技術や知識を活用し問題を解いた。

 11問正解し、700点中427点を獲得し優勝した佐賀南署の石田克之巡査部長(39)は「(優勝できたが)勉強不足も実感した。署員にアドバイスをしていくと同時に、自分自身のレベルアップにもつなげたい」と話した。

 競技会は県警生活環境課が今年初めて開催。同課の担当者は「警察でも情報解析やインターネットを使った捜査が増えてきた。競技会がサイバー犯罪の取り締まり強化や被害防止になれば」と期待した。

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