佐賀県が耐震補強工事を進める方針を決めた佐賀北警察署の庁舎=佐賀市高木瀬町

 佐賀県は、築40年以上になる佐賀北警察署の耐震補強工事をする方針を決めた。実施設計費1110万円を9月定例県議会に提案する一般会計補正予算案に盛り込み、2020年度末の完工を目指す。

 佐賀北署は鉄筋コンクリート3階建て(延べ床面積3560平方メートル)で1975年3月に完成した。

 県警施設装備課によると17年度から18年度にかけ、耐震補強工事と北署の敷地内に設置予定の仮設庁舎の実施設計を行う。19~20年度に実際の仮設庁舎設置や現庁舎の補強工事を行い、老朽化したトイレや配水管、配電設備も改修する。

 施設装備課は「コストを縮減するため、既存施設の長寿命化を図ることになった」と説明する。今回の工事は「最小限の応急的な対応」と話し、将来は改修箇所を生かす形で、庁舎の設備や内装など大規模な改修も計画しているという。

 県は09年3月に県有施設の耐震化計画を策定し、対策を進めている。県建築住宅課によると、県有施設1027棟のうち耐震化が必要なのは計8棟(17年3月末現在)に上る。このうち北署を含む6棟は対応が決まり、県立博物館と市村記念体育館の2棟が未定になっている。

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