棚田の周りで除草に汗を流すボランティア=唐津市相知町の蕨野の棚田

 唐津市相知町蕨野地区の棚田で16日、地域住人や地元企業が除草作業を行った。営農者の高齢化などで維持管理が難しくなっている棚田を守ろうと汗を流した。

 蕨野の棚田は石積みの棚田で、最も高いところは約8・5メートルにもなる。かつては千枚もの田んぼが連なっていたが、最近は耕作放棄地が増え、700枚にまで減っている。

 参加したのは「精工コンサルタント」(唐津市)と「トップコンサルタント」(佐賀市)の社員など27人。今年3月、同地区と「棚田保全ボランティア」の協定を締結し、活動の一環として取り組んだ。道の端から伸びた草やツタを刈り、石積みに生えた雑草を登って抜いた。

 同地区の秀嶋倉市区長(64)は「先人がつくった美しい風景を守り、地域の活性化につながればうれしい」と話した。

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