子どものために休むのは母親ばかり-。共働きで子育てする会社員を対象にした第一生命経済研究所の調査で、有給休暇の取得理由第1位は、女性が「学校行事」だったのに対し、男性は「家族との旅行・レジャー」だったことが8日までに分かった。「子どもの病気」を理由にした取得でも男女差は大きく、子育て負担が女性に集中していることがうかがえた。

 調査は大学生までの子どもがいる20~50代の正社員を対象に昨年11月に実施、配偶者が正社員の男女980人の回答を分析した。

 有休取得の理由を複数回答で尋ねると、女性では「子どもの学校行事(授業参観やPTA活動など)」が62・9%と最も多かったのに対し、男性は29・9%。「子どもの病気・けがの看病、通院」を理由に休む女性は35・9%いたが、男性は15・3%にとどまった。

 調査した的場康子上席主任研究員は「女性が働き続けるためには職場環境だけでなく、男性の育児に対する意識を変える必要がある」と指摘している。【共同】

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