全国吟詠コンクールの全国大会へ出場する松田優実さん(左)と川口寛久さん=佐賀市

 7月に佐賀市であった全国吟詠コンクール九州地区大会(日本吟剣詩舞振興会などが主催)で、龍谷高3年の松田優実さん(18)=佐賀市=が「少年の部」(14人出場)で優勝、西九州大学1年の川口寛久さん(18)=同=が「成年の部」(12人出場)の2位に入った。2人は9月に東京で開かれる全国大会に向けて、稽古に励んでいる。

 祖母の影響で8歳の頃から始めた松田さんは「徐々に技術が上達していく」のが楽しいと笑顔。長崎県佐世保市出身の川口さんは吟詠家の祖母や母、姉に囲まれ育ち、プレッシャーを感じることもあったが、九州大会や全国大会の出場経験を積んだことで、さらに上を目指すようになったという。

 2人を指導する県吟剣詩舞道総連盟の渕上岳恵理事長は「2人は性格が素直で音感が良く、飲み込みが早い。金の卵だ」と期待を寄せる。吟詠の時は表情が引き締まり力強い声を発する松田さんは「入賞を目指して頑張りたい」と控えめながら静かに闘志を燃やす。力強さの中に色っぽい艶やかな声色を披露する川口さんは「優勝を」と意気込んだ。

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