竹内和教氏

藤木卓一郎氏

石倉秀郷氏

桃崎峰人氏

 佐賀県議会の正副議長など議会人事を決める臨時県議会が25日に開会する。焦点の議長人事は、今回も最大会派の自民党(25人)から選出される見通しだが、当選5回の竹内和教氏(68)=伊万里市、藤木卓一郎氏(49)=小城市、4回の石倉秀郷氏(67)=杵島郡、桃崎峰人氏(67)=唐津市・東松浦郡=の4人が意欲を示している。

 自民は、会派内で「議長ポストは1期2年」「議長経験者の再登板は、連続でなければ妨げない」ことを申し合わせており、25日に会派内で改めて申し合わせ事項を確認した上で選考することになる。

 名前が挙がっている4人は、副議長や議会運営委員長など議会の要職を経験している。竹内氏は2013年、前回15年に続き3回目の挑戦で、今回にかける意気込みは強い。今回初めて名乗りを上げることになる藤木氏は、40代後半と若いながらも当選5回と議員経験は長い。4回組の石倉、桃崎の両氏は要職をこなしてきたとの自負などを背景に意欲を見せている。

 歴代の議長をみると、いずれも自民党県連で幹事長や政調会長を経験しているが、今回名乗りを上げている4人は県連の重要2ポストの経験はない。ある自民県議は「党でもしっかりと汗をかいてきたかというところもポイントになる。今回は目に見える差がないだけに選ぶ側も難しい」と指摘する。

 県政では、佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の開発遅れが問題となっている新幹線長崎ルートなど国策絡みの重要課題に関して今後動きが出てくるとみられ、二元代表制の一翼を担う機関としての対応が注目される。

 それだけに会派内には「順送り人事ではなく、執行部や中央官庁などにもものが言えるような人選が必要」との声も漏れる。過去には議長経験者が再登板を求める声に応えて名乗りを上げたこともあり、今回も「待望論」から具体的な動きが出るのかも焦点の一つになる。

 自民党県連の役員が6月に改選を控えており、幹事長や政調会長などの党人事もにらんだ議会人事になりそうだ。

 臨時議会の会期は3日間で、最終日27日の本会議で全36議員の投票で新議長を選出する。

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