唐津市は14日、市庁舎の現地建て替え計画で、3度目となる設計業者選定の結果をホームページで公表した。共同企業体が1者しか参加しない異例の審査で、梓設計九州支社(福岡市)が代表を務める企業体を優秀提案者とした。市は近く随意契約を結ぶ。

 梓設計は市内の坂本設計事務所と平野建築設計事務所とともに参加している。提案内容を重視するプロポーザル方式での選定で、企業の組織や能力を評価する1次審査は88・4点(100点満点)。実施方針や技術提案を評価する2次審査は494点(710点満点)で、合格の最低基準となる6割(426点)を上回った。

 審査総評は「基本計画の理解のみならず、現在の唐津の状況や敷地の抱える課題などを十分に理解した技術提案」と評価した。2次審査で提案した議会の仮設移転による工期短縮案のデータ整理など4点の付帯意見が添えられた。

 業者選定では、梓設計が設計の前段となる基本計画策定業務を1%で落札したことで、同業他社が参加を見送ったとみられている。

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