アーチェリー男子個人2回戦で敗退した高志館の小副川拓臣=広島市のコカ・コーラウエスト広島スタジアム

■初陣奮闘及ばず 小副川

 アーチェリー男子個人の小副川拓臣(高志館)は、決勝ラウンド2回戦で無念の敗退。インターハイ初挑戦の2年生は「もうちょっと上に進んで、強い3年生たちと戦いたかった」と悔しがった。

 1回戦は金井(山形・鶴岡南)とリードを奪い合う展開で、緊張を集中に変えて接戦をものにした。しかし、同じ2年生の岡崎(兵庫・甲南)と対戦した2回戦は、全国大会上位の実績を持つ強敵を相手に緊張が硬さにつながってしまった。

 「いつも通りできれば負ける相手ではなかったけど」と小副川。岩田健祐監督は小副川について「2年生で恐れを知らず思い切っていける強さがある」と評価しつつ、「経験が浅い分フォームが定まらないこともある」と指摘。「1年後また全国総体に戻ってくれば、味のある選手になるだろう」と期待を寄せた。

■風の影響受け惜敗

 アーチェリー女子個人の小林愛李咲(高志館)は、決勝ラウンド1回戦で室屋(兵庫・甲南女)に競り合いの末に敗れた。小林は「本番で緊張し、(矢が)右下に行くくせが出てしまった」と敗因を語った。

 前日の予選は的の右側から風があり、うまく調整しながら得点を稼いだが、この日は左側からの風。いつも以上に右へと流されやすく、狙いが定まらずに何度か構え直す場面もあった。

 それでも第4セットまでは4-4と互角。しかし最終第5セットのラストに放った3射目が右下に流れ、この一本で勝敗が決まってしまった。

 10日には団体決勝ラウンドが控える。小林は「団体戦でもっと上を目指す」と総体のラストプレーに気持ちを切り替えていた。

=成績=

(コカ・コーラウエスト広島スタジアム)

 ▽男子個人決勝トーナメント1回戦

小副川拓臣(佐賀・高志館)/6-4/金井拓海(山形・鶴岡南)

 ▽同決勝トーナメント2回戦

岡崎恭輔(兵庫・甲南)/6-0/小副川拓臣(佐賀・高志館)

 ▽女子個人決勝トーナメント1回戦

室屋郁乃(兵庫・甲南女)/6-4/小林愛李咲(佐賀・高志館)

=2016 高校総体 中国総体=

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