中島製作所が開発した配膳車。マイクロ波の利用により、患者の食事の皿ごとに温度設定ができる=佐賀市の佐賀大医学部付属病院

 佐賀市の中島製作所(中島和弘社長)が、病院向けの加熱機能付き配膳車「ミールシャトル(2)」を開発した。1台に24食分を収納可能で、電子レンジなどで使われているマイクロ波の利用により、一皿ごとに保温温度を設定できる。

 病院食は患者の体調などを考慮して提供されており、分量などがそれぞれ異なることに着目した。患者の食事データが記録されているバーコード「食札」を読み取ることで、自動で温度制御できる。

 病院食の配膳車については、大手電機メーカーなども参入しているが、ほとんどが熱風を当てる方式で、一皿ごとに保温温度を調節することは難しいという。

 福岡県内の総合病院に20台、県内では佐賀大医学部付属病院に27台の納入実績がある。問い合わせは同社、電話0952(97)1121へ。

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