商談会では、参加企業が百貨店や飲食店などに商品を売り込み、アドバイスも受けた=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県内の加工食品を売り込む商談会(佐賀市主催)が4日、同市で開かれた。一部出展社が福岡県の百貨店催事に採用されるなど成果が見られる一方、対象とする客層が絞れていなかったり、価格が高かったりしてバイヤーから厳しい指摘を受ける業者もあった。

 県内24業者が地元食材を使ったドレッシングや食用油などを出品し、首都圏や九州の小売店、飲食店など14社が吟味した。景気低迷や消費の多様化を背景にバイヤーの視線は厳しく、東京の百貨店催事担当者は「何を売るかは明確でも、『誰に』という視点が欠けている商品もあった」と感想を語った。

 阪急百貨店(福岡市)の販促担当者は「安心安全でおいしいのは当たり前。モノ余りの現状で、素材や作り方に特色がないと客は振り向かない」と消費動向を説明。大阪の食品企画会社は「気になる商品はあったが、価格が高い」と出展社に共同開発を提案していた。

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