干潟交流館の完成イメージを示す市職員=鹿島市役所

 鹿島市は、有明海の干潟体験や自然学習の拠点として新設する「干潟交流館」の概要を発表した。国交省の「重点道の駅」に選定されている道の駅鹿島に造る予定で、干潟体験の利便性向上と集客力の底上げを目指し、新年度から2020年度にかけて整備する。

 市によると、干潟交流館は鉄骨2階建て延べ床面積約880平方メートル。1階に事務室やシャワー室、更衣室などを配置、2階には学習室やミニ水族館、屋外の展望デッキなどを設ける。交流館と南側にある直売所は、約20メートルの屋根付きの通路で結ぶ。市は新年度から実施設計に取り掛かる。事業費は約4億円。

 交流館の建設は、重点道の駅としての整備計画の一環。このほか、飲食施設の新設や駐車場の動線改善などにも取り組む。樋口久俊市長は「これからの鹿島は観光が目玉。施設の容量も質もグレードアップでき、外国人観光客にもPRできる」と期待する。

 道の駅が春から秋にかけて提供している干潟体験の利用者は、1998年度は約5000人、近年は平均1万2~3000人と倍増。既存のシャワー設備では手狭となっている。

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