トヨタ紡織九州レッドトルネードは、最下位の北陸電力から待望の今季2勝目を挙げた。韓国の強豪チームとの合同合宿で磨いたセットオフェンスを中心に得点を重ねた。

 ホームで初勝利を狙う相手の気迫に押されたのか、立ち上がりは出遅れた。パスやシュートミスが続き開始5分で4連続失点。「やばそうな空気」(石黒将之監督)が一瞬流れたが、最初のタイムアウトで冷静さを取り戻すと、そこから一気に反転攻勢に出た。

 CB津山弘也のゴールを皮切りに5連続得点で逆転に成功すると、GK岩下祐太も相手シュートを見極めた好セーブを連発。前半終了間際には、RB中畠嘉之から空中でパスを受けたRW荒川蔵人がそのままジャンプシュートを決める「スカイプレー」も飛び出して相手を圧倒した。

 チームはこの勝利で勢いをつけ、19日の湧永製薬との連戦に臨む。石黒監督は「守備の堅い相手に速攻で対抗し、接戦に持ち込みたい」と抱負を話した。

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