大学生(右)の指導を受けながら折り鶴を作る高校生=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 東南アジア、南アジア12カ国の高校生21人が17日、佐賀市の佐賀大学を訪れ、大学生とともに平和について考えた。国によって異なる平和のイメージを共有し、各国の政治状況や人々の暮らしに思いを巡らせた。

 国ごとにグループをつくり、大学生と意見を交わしながら絵で平和のイメージを表現。自由を表す黄色のリボン(フィリピン)、青空(ベトナム)、マハトマ・ガンジーの眼鏡(インド)などを描いた。折り鶴を手にキャンパスを巡ってメッセージを募り、各国の言葉で平和を訴える動画も撮影した。

 ミャンマーのニン・スー・ウェイさん(18)は「暴力が少ない日本のような平和な国に住みたい」と話し、佐賀大学農学部2年の松本啓さん(20)は「イメージは違っても、平和を求める思いは同じだと分かった」と交流の意義を感じていた。

 一行はこの日、多久市の青い鳥保育園(川原田博司園長)も訪問。いろんな国のあいさつを園児に披露し、園児から踊りをプレゼントされた。見慣れない形の女性の民族衣装に、園児からは思わず「かわいい」と声が上がっていた。

 高校生は外務省の国際交流事業に参加し、2月中旬から約1週間の日程で来日している。東京や長崎でも平和について学び、21日前後に帰国する。

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