もてなすことが好きだった大隈重信の人柄も垣間見える展示物=佐賀市の大隈重信記念館

 大隈重信の民間外交が垣間見える企画展が、佐賀市水ケ江の大隈記念館で始まった。「客は甚だ好きである」と述べた大隈の周囲に世界各国から集った人々の様子や、大隈流のもてなしを紹介する。3月20日まで。

 1912年には、1年間で2万3千人が訪れたという東京都新宿区の大隈重信邸。ノーベル平和賞を受賞したタゴール(インド)と収まる写真や、孫文からの電報など、各国の要人が大隈邸を訪れた資料が並ぶ。伊藤博文から贈られた豪華な銀食器一式と中国製紅茶道具など、佐賀で初めて公開される資料も含まれ、銀行家アルベール・カーン(フランス)が大隈邸で撮影した、歩く大隈の映像も流される。

 3月5日午後1時から、同館の江口直明館長と楢崎直子学芸員によるギャラリートークがある。客をもてなすために整えた食卓や調度品の様子などを通じて、大隈の人柄に迫る。

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