報道陣の取材に応じる青森県板柳町の松森俊逸町議=15日午前、同町役場

 秘書への暴言や暴力行為が問題になった豊田真由子衆院議員=埼玉4区=の政策秘書に就いた青森県板柳町の松森俊逸町議(61)が15日、町議会全員協議会で説明を求められ「兼職に問題はない」などと重ねて主張した。議会側は「町議を続けるのは無理だ」(葛西清人議長)として、来月にも議員辞職勧告を決議する方向で調整に入った。

 全員協議会は非公開で行われ、松森氏が経緯を報告し、各議員の質問に答えた。葛西議長によると、松森氏は「町議の仕事を優先する。国会議員秘書の経験が17年あり、仕事を理解している」と強調。豊田氏とは依然、会っていないと述べた。

 町議との掛け持ちが困難になった場合、秘書を辞職する考えも示した。

 葛西議長は協議会後「豊田氏の事務所がある埼玉県新座市とは500キロ以上離れており、通うのは無理だ。辞職勧告を出す意思が固まった」と記者団に明言した。松森氏を擁護した議員はおらず、町民から批判が出ていることも理由に挙げた。

 22日に各会派の代表者が集まって協議し、同意を得られれば来月4日からの9月議会で辞職勧告を決議する方針だ。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加