「お年寄りを無事に家族の元に戻せてほっとした」と話す古賀夫妻=小城警察署

 徘徊(はいかい)していた認知症の高齢者を保護したとして小城警察署(井上義紀署長)は19日、佐賀市大和町の会社員古賀将慎さん(37)と妻の真理(まこと)さん(26)に感謝状を贈った。2人は「お年寄りは危ない状態で自転車に乗っていて事故に遭いかねなかった。無事に家族の元に帰れて良かった」と胸をなで下ろした。

 古賀さん夫妻は6月1日午後9時40分ごろ、小城町内でホタルを観賞した後、車で帰る途中、佐賀市内の道路で、自転車を蛇行して運転していた高齢の女性を発見。2人は車から降り、女性に話しかけた。

 小城市内在住の女性は「佐賀市内の実家に戻らないといけない」と同じ会話を繰り返したため、介護士の真理さんは「認知症の可能性がある」と判断し、夫の将慎さんが、電話で警察に連絡を取った。

 女性は10分前に家族から警察に捜索願が出されていた。将慎さんも会社の研修で認知症の特徴を知っていたため「2人がお年寄りの状態を素早く察知できたのが良かった」と、井上署長から感謝状を笑顔で受け取った。

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