澁田隆之助からたすきを受け取り、力強く走り出す伊万里市の中島一成(右)=20―21区中継所

■中学最後に区間新 「次は全国の舞台」

 悔しさをバネに、中学最後のチャンスをものにした。中学生で競う21区(3.3キロ)で、伊万里市の中島一成(青嶺中)が区間記録を2秒上回る10分27秒の区間新記録を樹立した。

 昨年8月の九州中学校体育大会で3000メートル9分9秒を記録した力を持つ。3位でたすきを受け、前の小城市との差は23秒あったが「選手が見えていたので、絶対抜いてやろうと思った」。序盤から飛ばして、結局48秒、後続と差を広げた。

 「区間賞は頭にあった」という。1月の全国都道府県対抗男子駅伝の舞台に立てなかった悔しさ。それを晴らそうと、1日も欠かすことなく、いまり夢みさき公園のクロスカントリーコースで脚力を鍛えてきた。

 父の影響で小学4年生から走り始め、2回目の出場となる今回は「沿道の応援が本当に力になる」と大会の醍醐味(だいごみ)を感じる。高校でも競技を続け、「もっとスピードをつけて、全国の舞台で走る」と中島。この区間賞で自信を深め、次のステージに駆け上がる。

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