手作り雑貨などが並ぶ「キヤマルシェ」を開く川村ひとみさん(左)。地域おこし協力隊の岩永紹さん(右)が始めた催しを引き継ぐ=基山町小倉

 基山町内外から手作り雑貨が一堂に会する「キヤマルシェ」が10日午前10時から午後4時まで、基山町総合公園水辺の広場で開かれる。地域おこし協力隊の男性が始めた催しだったが、任期が本年度いっぱいで終わるため、地元の手芸作家たちが引き継いだ。実行委員代表の川村ひとみさん(43)は「町に足を運んでもらうイベントがやっと根付いてきたところ。さらに知名度を上げたい」と継続と発展を誓っている。

 町の地域おこし協力隊の岩永紹さん(41)が「町内に人を呼び込む仕掛けを」と発案し、2016年2月に「基山おさんぽマルシェ」として初めて開いた。商店街に手作り雑貨などが並ぶ小さな市場が一日限定で開かれ、人通りが少ないJR基山駅そばの基山モール商店街が人混みであふれる名物イベントとなっていた。

 本年度末に岩永さんの3年間の任期が終わることから、出店者の一人で、町内で雑貨カフェ「coyori」を開く川村さんが事業継続に手を上げた。自身が代表を務め、町内の手芸作家ら8人でつくる「coyori craft部」で実行委員会を組織した。

 当日は雑貨のほか、軽食ブースなど約30店舗が並ぶ。水辺の広場での開催は初めてで、川村さんは「町内のすてきな場所を催しを通して知ってもらいたいという狙いもある。今後もモール商店街を基本に、町内各所で開ければ」と話す。岩永さんは「何かを始めるのは大変だが、自分がある程度の形を作れればと思ってやってきた。地元の人に引き継げてうれしいし、大きく育ててもらえれば」と目を細めた。

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