区間賞の力走でトップを守り、キラグ・ジュグナコーチにねぎらいを受けて笑顔を浮かべる小城市のジョン・カリウキ(右)=伊万里市民センター

 2日連続の日間賞で佐賀市との累計差を3分35秒とした小城市。前日から広げた差はわずか10秒ながら野田正一郎監督は「初日の貯金を崩さないことが目標だった」と及第点をつけたが、左足を痛めていたケニア出身の新人ジョン・カリウキ(ひらまつ病院)もこの日最長の15区で2位に大きく差をつけた。

 カリウキの活躍の陰には、昨年まで選手として小城市の4連覇を支えたキラグ・ジュグナコーチ(同)の存在がある。カリウキの加入で、大会規定により選手から外れ「悔しさもあった」と話すが、気持ちを切り替えて同じケニア出身で第一工業大(鹿児島)の後輩でもあるカリウキの面倒をみる。

 ただ、ジュグナコーチは今後の出場をあきらめたわけではない。「ジョンがいても、来年は選手に戻る」。小城市の強さの基盤にある厚い選手層を象徴するように力強く語り、5連覇がかかる最終日を見守る。

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