山口知事(右)と歓談する石橋さん=佐賀市富士町

 「敬老の日」を前に、山口祥義知事は7日、佐賀市富士町に住む100歳の石橋太郎さんを訪ね、祝い状や記念品を渡し長寿を祝った。山口知事は石橋さんの元気な姿に驚いていた。

 1917(大正6)年生まれの石橋さんは、戦時中は陸軍幹部として満州など戦地に赴き、シベリア抑留も経験した。帰国後は旧小関村の議員に。合併後の旧富士町時代は副議長も務め、地域の人たちから慕われている。25年ほど前に妻を亡くしてからは家事や畑仕事をしながら1人で暮らし、趣味は近所のスナックでのカラオケだという。

 山口知事は、2018年の明治維新150年のうち100年生きていることに「すごい」と感心し、祝い状や肥前びーどろの花器、県内の高校生が作った果物などの詰め合わせを手渡した。

 健康の秘訣(ひけつ)は朝食の卵ご飯と毎晩1本飲む缶ビール。娘1人、孫とひ孫それぞれ5人に恵まれた石橋さんは「100年は長かったし短かった。みなさんに助けられてここまで来られたので感謝している」と話した。

 県内ではほかに、112歳の中地シゲヨさん(佐賀市)と107歳の志岐鐵雄さん(神埼市)の県内最高齢者に祝い状と記念品が贈られた。

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