カヌー男子カヤックシングル500㍍決勝 力強いストロークで4位入賞した鳥栖工の野田凱斗=山口県岩国市の中山湖特設カヌー競技場

◆ヒーロー 2年連続入賞競り合い制す

 1分58秒台に4~7位の4人がひしめいた激戦で、全力を出して好成績を収めた。カヌー男子カヤックシングル500メートル決勝は、鳥栖工の野田凱斗が4位。メダルこそ逃したが、昨年の同フォア6位に続き、2年連続でインターハイ入賞を果たした。

 長距離タイプで、全国総体種目では200メートルより500メートルが得意という野田。中盤から激しい4位争いを演じたが、「ほとんど周りは見えてなかった」という。唯一、左隣のレーンを先行していた久保(石川・小松市立)が視界に入り、「速い久保君についていこう」とがむしゃらにこいで、ライバルに競り勝った。

 設立3年目の鳥栖工カヌー同好会に所属、「練習すればするほど目に見えて結果が出る」とカヌーの魅力を語る。5月の海外派遣選手最終選考記録会で悪天候で転覆し調子を落としたが、県総体までに復調。夏場もシングルだけでなくペアやフォアの練習をこなすなど心身ともにタフだ。同好会は自前の舟を持たず、今回も伊万里農林や、所属する久留米市カヌー協会から借りた。厳しい環境の中での入賞に宇木浩二監督は「立派な結果。チームの柱として、昨年のフォア入賞を生かしてくれた」と野田の成長を喜んだ。

=2016 全国高校総体・中国総体=

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