全編佐賀弁にアレンジしたシェイクスピアの喜劇「から騒ぎ」を演じるSAGAパーフェクトシアター=東京・代々木の全労済ホール「スペースゼロ」

 佐賀を拠点に活動する二つの市民劇団が17、18の両日、東京で公演した。総勢約50人の劇団員が上京し、佐賀弁で熱演した。カーテンコールは拍手に包まれ、「佐賀の演劇文化にとって大きな一歩」と充実感を見せた。

 公演を開いたのは中高年劇団「SAGAパーフェクトシアター(SPT)」と子どもミュージカル「ティーンズミュージカルSAGA」。会場の代々木、全労済ホールには県出身の関東在住者らが詰め掛けた。

 創立10周年を迎えるSPTはシェイクスピアの喜劇「から騒ぎ」を佐賀弁で演じた。前日のリハーサルは緊張から「最悪の状態」だったが、本番では役者が楽しんで演じていることが伝わってくるテンポの良い芝居を見せ、セリフが飛んでしまうミスも柔軟にカバーした。

 観劇したみやき町出身の岡夘三さん(73)は「たくさんのセリフを覚え、よく稽古しているのが伝わってきた」と感心していた。

 両劇団の代表を務める栗原誠治さんは「東京で演じることは刺激的で勉強になる。佐賀、九州で活動する市民劇団が東京に進出する下地になったと思う」と胸を張った。

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