日没後、暗くなり始めた時間帯に、ダンプカーのライトをつけて、視界の悪さを確認する交通安全教室の参加者ら=多久市北多久町

 夜間、大型車運転時の視界の悪さを実感してもらおうと小城警察署はこのほど、多久市北多久町の採石生産販売業「タニグチ」本社でダンプカーのライトを実際に照らし、歩行者を目視確認する交通安全教室を開いた。

 教室には大型車を運転する同社社員ら約100人が参加した。夕闇の時間帯を利用して、約30メートル先に置いた赤や青、白色の布をかぶせたコーンに大型車のライトを照らし、どの色が見えにくいか確認した。

 実験に参加した社員からは「黒色が見えにくい」との意見が飛び交い、警察官がライトを上向きに変更するよう指示すると「見えた」と声が上がった。警察官は「ライトを下向きにすると、視界の端では、黒っぽい服の歩行者を確認するのは難しい」と説明した。

 指導に当たった警察官は「今の時期は暗くなる時間帯が早いのに加え、年末年始は人の動きが慌ただしくなる。大型車の運転手にとって、歩行者の確認がいかに大事かを実験を通して知ってほしい」と話した。

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