嬉野温泉商店街を舞台とした空き物件のリノベーション案を発表する学生ら=嬉野市公会堂

7大学から88人の学生が参加した日本建築学会九州支部の夏季セミナー=嬉野市公会堂

 日本建築学会九州支部の夏季セミナーが6、7日、嬉野市であった。九州を中心とした7大学で建築や都市計画を学ぶ学生ら88人が、16組に分かれて嬉野温泉の商店街を現地調査し、空き家や空き店舗、空き地のリノベーション(改築)案を発表した。

 参加したのは九州、熊本、崇城、大分、佐賀、九州産業、近畿の7大学。初日に現地調査し、2日目にその結果から考えたリノベーション案を発表した。「エリアリノベーションと嬉野の可能性」をテーマに、事前に事務局が選定した空き物件の改築を中心に考えつつ、まち全体にどんな影響を与えられるかに至るまで案を練った。

 2日目の発表で学生らは、旅行客に商店街を歩いてもらおうと、安価で宿泊できるゲストハウスや、本通りの裏道や近くを流れる塩田川(通称・嬉野川)沿いの雰囲気を生かした案などを発表。九州大のある班は、湯宿広場近くの長細い空き物件をゲストハウスやカフェ、ギャラリーなどに改修する案を発表。物件が裏通りにも通じることから、シーボルトの湯駐車場から湯宿広場に至る「新しい回遊ネットワークが生まれる」と効果を語っていた。

 発表会は同市公会堂であり、谷口太一郎市長も審査員として参加。市職員や議員らも傍聴した。

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