後藤明信学長から奨学生証を受け取る松田宝子さん(中央)、末下日向子さん(右)=鳥栖市の九州龍谷短大

 九州龍谷短大(鳥栖市村田町)は給付型の奨学金制度を新設し8日、初の奨学生となった女子学生2人に奨学生証を授与した。特に学業への意欲が高い学生の支援を目的に年額24万円(月額2万円、返還不要)を給付する。

 対象は同短大の2年生で、1年次の成績やリーダーシップなどを総合的に判断して選考し、2人以内に給付する。今回は2年生87人のうち6人が応募した。9月に、4月分までさかのぼって支給する。

 初の奨学生に決まったのは人間コミュニティ学科2年の末下日向子さん(19)と保育学科2年の松田宝子さん(20)。図書館司書を目指している末下さんは「高2の弟が受験期に入るので両親の負担を少しでも軽くするために」と応募の動機を話した。保育士志望の松田さんは実習に必要な教材費などはアルバイトでまかなっているといい、「短大卒業後、4年制大学への編入を希望していて、その資金にしたい」と笑顔で話した。

 後藤明信学長は奨学金制度について「意欲喚起など他の学生にも刺激を与えると思う」と波及効果に期待している。

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