県内最大の美術公募展「佐賀県美術展覧会」(県展実行委主催)の大賞賞金が100万円から30万円に減額されることになった。日本画や洋画など7部門の知事賞の賞金を復活させて減額分を配分、それぞれ10万円を贈る。出品者増につなげようと2011年に大賞賞金を格上げしたが、効果が見られないと判断した。

 県展は10年まで7部門の知事賞(賞金10万円)を選んでいたが、11年から各知事賞の賞金を集中させて大賞に100万円を出していた。出品者数は、11年が前年から28点増えて1207点に上ったものの、翌年からは減少に転じ、15年は937点にとどまった。

 県展実行委事務局の納富敏雄さんは「全国志向の若者が増え、100万円の賞金が出品者の増加につながっていない。知事賞の賞金を復活させてほしいとの声も多くなった」と話す。

 また展覧会の開始時期も11月から従来の9月に戻す。佐賀会場は、県立美術館・博物館で9月17日から25日まで、唐津会場は唐津市近代図書館で10月15日から23日まで開く。問い合わせは県展実行委事務局、電話0952(26)0815。

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