【パリ共同】世界最大級の航空見本市「パリ国際航空ショー」が19日、フランス・パリ近郊のルブルジェ空港で開幕した。三菱航空機が、開発中のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の実機を見本市で初めて展示。水谷久和社長は記者会見し、安全性認証を取得するための飛行試験の態勢を増強する計画を明らかにした。

 MRJは安全基準を満たすため配線などの設計を大幅に変更する作業を進めている。納期を5度延期、ANAホールディングスへの納入は当初予定の2013年から20年半ばにずれ込んだ。

 水谷氏は「開発は確実に前進している」と説明。米国で4機による試験を実施しているが、設計変更を反映させた1、2機を今後、追加投入するという。

 今回展示したのは米国で飛行試験に使っている機体で、計測器などを積んだ内部が報道陣に初めて公開された。安村佳之チーフテストパイロットは「設計変更による機体性能への影響はない」と強調した。

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