審査員が見守る中、通信指令の技術を競う警察官ら=佐賀市の県警察学校

 警察官が20分の制限時間内で通信指令の技術を競う「県下通信指令・無線通話技能競技会」が10日、佐賀市の県警察学校であった。県内10警察署から計20人が参加し、指令担当者と現場にいる警察官役に分かれ、救護や犯人逮捕のために的確な指示を送る通信指令の技術を競った。

 競技は、当直勤務中に管内で「バイクに乗った男がバッグをひったくり逃走した」との110番を受けたと想定。現場にいる警察官からの情報を基に、無線で的確な人員配置を指示するなどして制限時間内に犯人逮捕に結びつける。県警通信指令課によると、指示の内容次第では時間内で逮捕に至らないケースもあるといい、「いかに状況を整理し、必要な手配を的確に行えるかが重要」という。

 指令担当者として参加した警察官は「負傷者の救護など優先順位を意識しながら必要な指示を出すことに難しさを感じた。この経験を生かし、日頃から職務研さんを積んでいきたい」と話していた。

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