人間国宝らが手掛けた「究極の器」で食事を提供する「USEUM ARITA」=西松浦郡有田町の県立九州陶磁文化館アプローチデッキ

 佐賀の焼き物を代表する人間国宝(重要無形文化財保持者)ら5氏が手掛けた「究極の器」で、県産の旬の食材を生かした料理を味わう「USEUM ARITA(ユージアム アリタ)」が11日、西松浦郡有田町の県立九州陶磁文化館アプローチデッキにオープンした。初日から焼き物ファンらが詰め掛け、伝統の中で洗練された器と佐賀の味を楽しんだ。

 県が有田焼創業400年事業で開いた。器は人間国宝の井上萬二氏、中島宏氏、十四代今泉今右衛門氏と、今右衛門氏とともに「三右衛門」と並び称される十五代酒井田柿右衛門氏、十四代中里太郎右衛門氏の窯の作品を使っている。

 鹿島市から家族3人で訪れた会社員中島則久さん(50)は「器と料理がマッチして一層おいしく感じた。素晴らしい焼き物で食事するまたとない機会。他県の人を案内してまた来たい」と感激していた。初日は約130人が堪能した。

 「ユージアム アリタ」は11月27日まで。朝御膳(午前10~11時、税込み1500円)、昼御膳(午前11時半~午後2時15分、同2500円)、スイーツとドリンクセット(午後2時半~4時半、同1000円)。月曜休館(祝日は開館)。予約は電話0955(41)9120へ。

 9月25日まで九州陶磁文化館で「人間国宝と三右衛門」展が開かれている。

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