齋藤家について講演する大園隆二郎さん=佐賀市文化会館

 佐賀藩の武士の心得『葉隠』に記載がある齋藤用之助の人物像を学ぶ講演会が佐賀市文化会館で開かれた。郷土史家の大園隆二郎さんが「齋藤家伝来資料が語る初代用之助と、その子権右衛門の人物像」のテーマで講演した。

 大園さんは、齋藤家に伝わる文書『齋藤由来聞き書き』と『葉隠』の記述を対比させながら、齋藤家の人々と佐賀藩藩祖・鍋島直茂や初代藩主・勝茂との交流や、齋藤家の初代用之助父子が主君に忠誠を誓い追い腹した経緯を解き明かした。

 佐賀市の齋藤家14代当主用之助さん(70)が県立博物館に寄贈した数々の資料の中には、追い腹の時に使用した血染めの袴(はかま)がある。

 また、県立本丸歴史館で活動している「八賢人おもてなし隊」の谷口文章さんが書いた台本「最後の葉隠武士-神様と呼ばれた男 第11代齋藤用之助」を基にした演劇も披露された。

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