バリアフリー化が完了したJRけやき台駅。右側の連絡通路を増設し、エレベーターを設置するなど、高低差による移動の負担を軽減した=基山町

バリアフリー化が完了したJRけやき台駅。関係者がテープカットで完成を祝った=基山町

■バリアフリー化完了

 基山町の住宅団地「けやき台」に隣接するJRけやき台駅のバリアフリー化が完了し、20日に落成式があった。2016年7月完成予定だったが、熊本地震の影響で資材や人手が不足し、今年2月末までずれ込んだ。エレベーター設置で高低差のある階段での移動負担を解消し、高齢者などの利用促進が期待される。

 バリアフリー化工事は住民の要望を受けて14年度から始まり、駅構内をJR九州が、連絡通路を町が主体となり実施。計3基のエレベーターや多機能トイレを整備したほか、通路を増設し誘導ブロックと手すりも設置した。総事業費は2億4822万2千円。

 けやき台駅は1990年、住宅団地の分譲に合わせて完成。高台の住宅地と反対側の国道3号方面の双方から利用できるよう、橋上駅になっている。入口からホームまで約8メートルの高低差があるが、階段のみだった。けやき台住民の高齢化が進む中、お年寄りや身障者に不便だと改善要望が上がっていた。

 現地であった落成式では、松田一也町長が「駅前にある高齢者活躍の拠点と合わせ、もっと住みよい町になる」とバリアフリー化の意義を強調。けやき台駅を統括する種生宏己鳥栖駅長が「ベビーカーも安心して利用できる駅になった。一層のサービス向上に努めたい」と述べた。

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