学位取得の協定を結び、握手を交わす佐賀女子短大の南里悦史学長(右)と翰林聖心大の禹亨植総長=佐賀市の佐賀女子短大

 佐賀女子短大は21日、韓国の短大「翰林聖心(ハンリンソンシン)大」と、1年間の留学を通じて日韓双方で学位を取得できる協定を結んだ。海外で専門教育を受けることで、国際感覚を育み、両国の交流発展や就職に生かす。

 佐賀女子短大で協定の対象になるのは「地域みらい学科グローバル共生コース」の希望者。短大で1年間学んだ後、翰林聖心大で韓国語や通訳技術、IT関連などの専門科目を受講する。必要な単位を満たすと、双方から卒業証書が授与される。

 2012年に韓国の蔚山(ウルサン)科学大と同様の協定を結んでおり、今回で2例目となる。佐賀女子短大では、3年間で11人が双方の学位を取得した。新入生も10人以上が協定を活用した留学を希望しているという。

 佐賀女子短大での調印式で南里悦史学長は「異なる環境での学びが学生を変え、新たな進路を考えるきっかけになる。多彩な学科を持つ留学先で刺激を受けてくれれば」と期待を寄せた。翰林聖心大の禹亨植(ウヒョンシク)総長は「韓国の学生は日本語と、自分ならではの専攻を学んで競争力を高めてほしい」と述べた。

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