クイズ形式で生徒に企業の魅力を訴える企業担当者=伊万里市のロイヤルチェスター伊万里

 伊万里市は高校生らに地元の優良企業を知ってもらおうと「伊万里の“いい職”説明会」を開いた。高校2年生を中心に約100人が地元企業22社の魅力に触れ、進路選択の参考にした。

 製造業や金融、医療、サービス業など多彩な職種がそろった。高校生らは3~5人のグループで全ての企業ブースを回り、会社の歴史や業務内容、現場の雰囲気、福利厚生などの説明を聞き、熱心にメモを取る生徒もいた。

 地域の労働力不足が懸念され、企業も労働力確保に本気モード。映像やタブレット端末を使ったPR、クイズ形式などで高校生の興味を喚起した。

 説明会は若者の地元離れを抑制する目的で、昨年から市が開いている。市企業誘致・商工振興課によると、伊万里・有田地区の高卒者の約7割がエリア外に就職。同課は「これまで高校生の就職先は学校や親の勧めが多く、本人が主体的に選択する場面が少なかった。自分の目で伊万里の企業の魅力を実感し、地元に定着してもらいたい」と期待していた。

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