伊万里市立花町に建設されるビジネス支援オフィスの完成予想図(class、松澤建築設計事務所提供)

ITや事務系企業を誘致し、若者の地元就職やUターン就職の受け皿として整備するビジネス支援オフィスの起工式であいさつする朝日興産の森永章社長=伊万里市立花町

 ITや事務系の進出企業の誘致拠点となるビジネス支援オフィスの起工式が7日、伊万里市立花町の現地であった。オフィスを民間資本で整備し、市が長期契約で借り上げて官民協働で企業誘致に取り組む。若者の地元就職やUターン就職の受け皿としての期待が集まる。来年4月の完成・運用開始を予定している。

 オフィスは中央交番向かいの2156平方メートルの敷地に立地。市の公募に応じた遊技場運営の朝日興産(森永章社長)が約3億円を投じて施工する。鉄骨造3階建てで、総床面積は1182平方メートル。2、3階の525平方メートルを市が15年契約で借り上げて進出企業に賃貸する。1階部分は同社が商業用スペースとして運用する。

 市内は製造業が多い業種構造のため、事務系やITなどの職種を望む人やUターン就職希望者のニーズに応えようと県の補助事業も活用してビジネス支援オフィスを整備。市が支払う賃料は1坪当たり9720円で、空き室の間は県の支援事業費を充てる。

 起工式で森永社長は「伊万里市の構想に共感して手を挙げさせてもらった。オフィスが若い人の活躍の場となり、まちの活性化の一助となれば」とあいさつした。塚部芳和市長も「県と市が総力を挙げて行う事業で、優良企業誘致に努めて一人でも多くの若者が伊万里で働けるようにしたい」と語った。

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