山口祥義知事(手前)に国連欧州本部訪問に向けた意気込みを語る伊勢優香さん=佐賀県庁

 世界に核廃絶を訴える第19代高校生平和大使に選ばれた佐賀西高2年の伊勢優香さん(17)が10日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部訪問を前に佐賀市の県庁を訪れ、山口祥義知事に「核と人類は共存できないこと、核廃絶のためには対話が必要だということを訴えてきたい」と意気込みを語った。

 今回は15都道府県から22人が選出された。14日に福岡を出発し、15、16日にジュネーブを訪れ、国連軍縮会議を傍聴するほか、22人全員が核廃絶のスピーチを行う。

 出発する伊勢さんに、山口知事は「今回は、オバマ米大統領の広島訪問で注目されている中での訪問。世界中の人が(核廃絶を)考えるきっかけにしてほしい」と激励した。

 伊勢さんは佐賀市の秀島敏行市長も表敬訪問し、秀島市長は「若いうちから平和に目を向けた活動をしていて頭が下がる。下の世代にも引き継いでほしい」と語った。

 「広島や長崎の被爆者から、苦しむのは私たちまでにしてほしいと声をかけられた。そうした人たちの思いもしっかり伝えたい」と伊勢さんは話し、県内で集めた3132筆の署名も携えてスイスに向かう。

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