「マリンワールド海の中道」の「玄界灘水槽」を見学する子どもら=9日、福岡市東区

 福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」で新しく登場した水槽が、夏休みで訪れる来場者を楽しませている。断続的に500リットルの海水を一気に投入することで、無数の気泡を水中に生じさせ、九州北部に広がる玄界灘の荒波を演出。同館は「ダイナミックな水の動きが見どころ。迫力と癒やしを感じてもらえたら」と期待する。

 半アーチ状で長さ5メートルのトンネルのようになった「玄界灘水槽」は、床から水槽面までの高さが最も高いところで4メートル。陽光が差し込む中、1分おきに勢いよく水が入り、輝く白い泡が満ちる。体長が約130センチのクエから数センチのスズメダイまで、玄界灘に生息する300匹超の魚が波にもまれながら泳ぐ。水槽の新設に携わった同館の鈴木泰也さん(43)は「海の躍動感を表現するため、水槽内に大量の水を落とす際の高さにこだわった」と語る。

 同館は「九州の海」をテーマにした半年間の改装工事を終え、4月にリニューアルオープン。8月上旬に家族で訪れた熊本県八代市の上村浩太くん(4)は「すごーい!」と大興奮だった。【共同】

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