男子3位決定戦 日本―南アフリカ 後半、タックルを受ける副島=リオデジャネイロ(共同)

 リオデジャネイロ五輪から初実施のラグビー7人制男子で、日本は準決勝でフィジーに5-20で敗れ、3位決定戦では南アフリカに14-54で敗れて4位に終わった。

 日本は前半に桑水流(コカ・コーラ)がトライを挙げ、7-21で折り返した。後半開始直後に合谷(クボタ)がトライ(ゴール)を決めて7点差に迫ったが、その後は相手の突破を止められず5連続トライで突き放された。

 決勝はフィジーが英国から7トライを奪って43-7で大勝し、初代王者となった。

〈防御ほころび進撃止まる〉

 ○…快進撃を支えた防御がほころび、念願のメダルが遠のいた。世界を驚かせてきたラグビー7人制男子の日本はあっけない2連敗で五輪が終わった。南アフリカとの3位決定戦は8トライを許して54失点。選手は力尽きてぼうぜんとし、桑水流主将は「こんな点差が開くチームではない。悔しい」とやり切れなさが残った。

 準決勝はフィジーの武器で、タックルされながらつなぐ「オフロードパス」を止められなかった。南アフリカ戦も開始直後、突破した相手を倒せないままパスを回され、出ばなをくじかれた。

 その後も相手の速い走りについていけず、1人目で止めて2人目で倒す形を実行できなかった。勝負強さでトライを重ねてきた後藤は「僕らのペースにさせてくれなかった。ベスト4の相手は相当強かった」と痛感した。

 一方で、世界の4強に入り、何物にも代え難い経験も得た。「いい準備ができれば結果につながるのを実感できた。やってきたことは間違いじゃなかった」と桑水流。南アフリカを破った昨年の15人制ワールドカップ(W杯)に続き7人制でも大きな足跡を残した。

〈正直まだ夢みたい〉

 副島亀里ララボウラティアナラの話 正直なところ、まだ夢みたい。ワールドシリーズでは一番上が6位。五輪で、一番強い12チームが集まって、このレベルでやっても戦えた。だけどチームの目標のメダルは取れなかった。

〈実力はまだまだ〉

 瀬川智広ヘッドコーチの話 南アフリカのスピードに対応できなかった。3位と4位の差は大きい。実力はまだまだ差があった。(ベスト4は)初めて踏み入れた世界。選手には自信を持ってほしい。

 ▽男子準決勝

フィジー20 10-5 5日本

       10-0

 ▽男子3位決定戦

南アフリカ54 21-7 14日本

        33-7

 ▽男子5~8位決定予備戦

ニュージーランド 24-19 フランス

 (ニュージーランドは5、6位決定戦へ、フランスは7、8位決定戦へ)

 ▽男子5~8位決定予備戦

アルゼンチン 26-21 豪 州

 (アルゼンチンは5、6位決定戦へ、豪州は7、8位決定戦へ)

 ▽男子準決勝

英国 7-5 南アフリカ

 ▽男子決勝

フィジー 43-7 英国

 ▽男子5、6位決定戦

ニュージーランド 17-14 アルゼンチン

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