9回広島1死、丸が中越えに勝ち越しソロを放つ=横浜

9回、勝ち越しソロを放った丸(左)を笑顔で迎える広島・緒方監督=横浜

 広島が終盤の2本塁打で逆転勝ちした。1-2の八回に鈴木のソロで追い付き、九回は丸の本塁打で1点を勝ち越した。ジャクソンが4勝目。DeNAは石田が7回1失点と好投したが、三上と山崎康が一発を浴びた。

 DeNA―広島18回戦(9勝9敗、18時1分、横浜、28928人)

広島100 000 011 3

DeNA002 000 000 2

▽勝 ジャクソン51試合4勝3敗

▽S 中崎45試合2勝4敗21S

▽敗 山崎康44試合2勝5敗26S

▽本塁打 桑原9号(2)(野村)鈴木17号(1)(三上)丸14号(1)(山崎康)

▽犠打 石川▽盗塁 梶谷(21)▽与死球 野村(宮崎)

▽試合時間 2時間55分

〈「野手、意地見せた」〉

 …終盤の2本塁打で試合をひっくり返した。広島の緒方監督は「野手が意地を見せてくれたね」と諦めない姿勢に大きくうなずいた。

 今季5試合目で0勝2敗と苦手にしている石田が七回までは立ちはだかった。一回に詰まりながらも丸が先制打を打ったが、二回以降はわずか1安打。二塁も踏めず、攻撃の糸口を見いだせなかった。

 転機は、代打を送られた石田の後を受けて三上が登板した八回。東出打撃コーチは好投した先発からマウンドを引き継ぐリリーフ心理について「出てくる投手は嫌だよね」と語る。その隙を先頭の鈴木がいきなり捉えた。甘いスライダーを左翼席中段まで飛ばす同点ソロ。この一発で流れを引き寄せると、九回は抑えの山崎康から丸が勝ち越し本塁打を放った。

 2人が強調したのは「つなぐ意識」。チームトップの17号の鈴木は「何で本塁打が打てているのかは分からないけど、つなごうという意識でいると(バットが)いい角度で入る」と言う。チーム打撃に徹したからこそ生まれた一発。連日の逆転勝ちで2位巨人とのゲーム差は6・5となった。

【談話】

 野村(7回2失点)「本塁打のあの1球だけ。その前に投手に打たれたのは反省。切り替えていかないといけなかった」

 ジャクソン(4勝目)「自分でピンチを招いて悔しかった。ただ三振で切り抜け、チームに流れを持ってこられたのはうれしい」

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