トヨタ紡織九州―大同特殊鋼 前半、相手ゴール前で競り合うトヨタ紡織九州の八巻雄一(中央)=熊本県の山鹿市総合体育館

 第42回日本ハンドボールリーグ第3週第1日は9日、熊本県の山鹿市総合体育館などであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は大同特殊鋼(愛知県)に21-32で敗れた。通算成績は1分け2敗。

 トヨタ紡織九州は前半、LW梅本貴朗のシュートで先制。GK岩下祐太を中心とした堅守から速攻も決まり、20分までに10-6と4点のリードを奪った。しかし、25分すぎから3人連続で退場者を出して逆転を許すと、後半は勢いに乗った相手の攻撃を止め切れず、さらに点差を広げられた。

 トヨタ紡織九州は第4週の16日午後3時から、佐賀市の県総合体育館で大崎電気(埼玉県)と対戦する。

 ▽男子

大同特殊鋼(2勝1敗) 32(14―11)21 トヨタ紡織九州(1分け2敗)

              (18―10)

大崎電気(2勝) 32(16―15)31 豊田合成(1勝2敗)

           (16―16)

琉球コラソン(2勝1敗) 26(13―14)24 北陸電力(3敗)

               (13―10)

■連続退場、流れ失う

 一度狂った歯車は最後までかみ合わなかった。トヨタ紡織九州レッドトルネードは昨季2位の大同特殊鋼に21-32で完敗。前半の連続退場で流れを失うと、最後まで立て直せずに今季2敗目を喫した。

 突然のファウルトラブルを回避できなかった。前半25分。LB八巻雄一、CBキム・ドンチョルがわずか18秒の間に連続退場した。その1分後、LB田中大斗も不用意なプレーで退場。そこまで抑え込んでいた相手エースを調子に乗せてしまい、7連続失点で逆転を許すと、挽回しようと臨んだ後半も攻守に空回りして、追加点を許す悪循環だった。

 前半にCB金とRW荒川蔵人がスカイプレーを決めるなど連係の向上を感じさせたが、一度傾き始めると止まらないチームの悪い癖はそのまま。

 石黒将之監督は「個々の能力差は昨年よりなくなっているのにチームとして戦えていない」と反省。次週ホームで迎える大崎電気戦に向け、「気持ちを切り替えて、また頑張るしかない」と自らを奮い立たせるように話した。

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