唐津市の港で多量の金塊とみられる積み荷が密輸され9人が逮捕された事件で、門司税関(北九州市)は20日、積み荷約206キロ全量が金塊で約9億3千万円相当に上ると発表した。5月末に押収後、鑑定を進めていた。1回の押収量としては過去最多。

 門司税関などによると、2015年2月に金塊約130キロを香港から関西国際空港へ密輸しようとしたケースが1回の押収量としては過去最多だった。今回、押収した金塊からは指紋は検出されなかったという。

 一方、今回の事件に関与したとみられる中国人の男が、事件直後に福岡空港から韓国経由で中国に向かったことも判明。佐賀県警などは、関税法違反の疑いで逮捕状を取った。門司税関は20日、関税法違反の疑いで、主犯格とみられる会社員の容疑者(66)=青森県むつ市=を除く8人を佐賀地検に告発した。【共同】

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