大豆の10㌃当たり収量の日本一奪回を目指す県やJAの取り組みについて説明を受ける農水省の峯村英児水田農業対策室長(右)=佐賀市西与賀町

 農水省の峯村英児水田農業対策室長が9日、佐賀市を訪れ、県やJAなどが大豆の反収アップを目指して共同で取り組んでいる「麦・大豆1トンどりプロジェクト」の実証圃場(ほじょう)などを視察した。峯村室長は「大豆は国産需要が高く、自給率向上の観点からも重要」と語った。

 県産大豆は転作作物として栽培が広がり、集落単位のブロックローテーション(田畑輪換方式)で生産され、高品質低コストを実現してきた。2008年から4年連続で反収日本一となったが、近年は長雨などの影響で落ち込みが続いており、同プロジェクトで“日本一奪回”を目指している。

 同市西与賀町の実証圃場では、県やJAの担当者がプロジェクトの概要などを説明。適期播種ができた圃場の青々と茂った畑を指して「反収300キロは確実にとれる」と話すと、峯村室長は「持っている農地でいかに稼ぐかという視点は大事。国の圃場整備事業を有効に活用してほしい」と応じた。

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