321キロ平方メートルと県内で2番目に広い管内面積に加え、松浦、佐世保など長崎県北5警察署と隣接する交通結節点を預かる。「事件・事故では近隣署との連携を視野に入れ、署員一丸での初動捜査が重要」と気を引き締める。

 旧西有田町出身で、35年のキャリアで初の地元勤務に意欲を燃やす。前任は神埼署長。事故が多発する国道34号対策の陣頭指揮を執り、市町や関係団体、署員とともに啓発や事故防止に努めた。2000年のバス乗っ取り事件では、被害関係者の付き添いとして現地入り。深い傷を背負った人に組織を挙げて寄り添う大切さを痛感した。本年度から犯罪被害者支援条例が施行された伊万里市と有田町との連携にさっそく動き始める。

 読書を始めるとはまる性格で、時代小説を好む。中でも逆境の藩政を立て直した上杉鷹山の考え方に共感する。

このエントリーをはてなブックマークに追加