有田焼の新ブランドが世界的なデザイン賞を受賞したことを山口祥義知事(左)に報告する百田憲由社長=佐賀県庁

 有田焼の新ブランド「2016/」が世界的なデザイン賞を獲得したことを受け、開発に携わった関係者が21日、佐賀県庁へ山口祥義知事に報告に訪れた。受賞を追い風に、産地振興に向けてさらに世界へ「ARITA」を売り込むことを誓った。

 商品を取り扱う2016株式会社の百田憲由社長ら3人が訪問。今月7日にイタリアで開かれた授賞式の様子や、5月上旬から1カ月ほど米・ニューヨークでプロモーション活動をすることなどを伝えた。

 山口知事は「有田焼は一つ一つにこだわってきた歴史がある。有田ならではの『本物』を大事にしてほしい」と呼び掛けた。会談後、百田社長は「世界に向けてしっかりと発信し、このブランドが有田の伝統を守る一役を担えるよう頑張りたい」と語った。

 新ブランドは有田焼の創業400年に合わせ、有田や伊万里の窯元・商社16社と国内外のデザイナー16組が共同で手掛けた。世界28の国や地域で発行されるデザイン誌「エル・デコ」が主催する賞でテーブルウェア部門グランプリとなった。

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