勇壮に巡行する提灯山笠=多久市北多久町

 戦後すぐに始まった「多久山笠」が15、16の両日、多久市のJR多久駅周辺で開かれた。歩行者天国となった道路には浴衣姿の市民や帰省した若者たちが繰り出し、勇壮に駆け抜ける山笠に掛け声を送るなどして古里の祭りを楽しんだ。

 太平洋戦争前は小城郡北多久村の住民による盆綱引きが開かれていた。戦後、人手不足などの理由から福岡県北九州市内の祗園祭りを参考に、1台の山笠からスタート。今年で69回目を迎え、現在は砂原と〓原の両地区の人形山笠と、四角と三角の形の提灯山笠の計4台が巡行している。

 戦国武将やアニメキャラなど色彩鮮やかな人形を飾り付けた山笠が登場すると、祭り客は近寄って携帯やスマホのカメラ機能で撮影。巡行では笛や太鼓の音色に合わせて山笠と人が練り歩き、提灯山笠は山車を左右に激しく振りながら「ヨイトサー、ヨイトサー」との声が夜の街に響いた。

〓は草カンムリに助

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