売上高が27億円を超え、2期連続の黒字となったことを説明する竹原稔社長(左から2人目)=鳥栖市のサンメッセ鳥栖

 サッカー・J1サガン鳥栖の運営会社サガン・ドリームス(竹原稔社長)は22日、第13期(2016年2月~17年1月)の収支決算を発表した。売上高は前期比11%増の27億6602万円で過去最高を更新。当期純利益は968万円(前期は327万円)で2期連続の黒字を確保した。

 売上高のうち、広告収入は36%増の16億3195万円。12期後半からゲーム開発会社「Cygames(サイゲームス)」が新規スポンサーとなり、化粧品・健康食品大手「DHC」が契約を延長したことが大きかった。

 一方、入場料収入は4%減の5億5363万円で2期ぶりの減。最終11位と成績が振るわず、ホーム平均入場者数は1万2636人(前年比814人減)にとどまった。

 費用に当たる販売管理費は23億4674万円で、25%の増。このうち選手や監督などのチーム人件費は新指揮官の招へいもあり、36%増の13億9172万円だった。

 同社は10、11期と赤字が続き、11期中に計5億7千万円を増資して債務超過を回避。12期に役員体制をスリム化するなど経営改善に努めてきた。

 竹原社長は「新規スポンサー数も約10%増加して2期連続の黒字を確保できた。勝っても負けても応援したくなるクラブという原点に立ち返り、来場者増の施策に取り組んでいきたい」と語った。第14期は30~32億円の売り上げを目指す。

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