委員会に出席した委員(写真奥)。審議会などでの女性委員は全体で4割を超えている=7月20日、佐賀県庁

■全体4割クリアも0.4ポイント減

 佐賀県が設置する審議会などで、2016年度の女性委員の割合は42・7%となり、前年度より0・4ポイント減少したことが県のまとめで分かった。目標の4割は超えているものの、該当者がいないことなどを理由に4分の1の審議会が目標未達成となっている。

 県は審議会や委員会などへの女性の参画を促進するため40%以上を目標とする指針を設け、毎回年度末時点で集計している。16年度は審議会数が100で総委員数は1311人、うち女性は560人に上る。09年度以降は11年度の39・8%を除いて40%を超えており、15年度が最高の43・1%だった。

 25審議会は女性の割合が40%未満で、うち3審議会は女性委員がゼロだった。目標が達成できない理由として「見識を有する適切な人材の発掘が困難」「推薦依頼している団体から女性の推薦がなかった」ことなどが挙がった。学識経験者や関係団体の代表者などあらかじめ構成委員が決まっていて柔軟に委員を選任できず、結果的に女性が少なくなるケースもあった。

■意識変革課題

 県内では審議会の女性委員の割合が3割未満の自治体も多いという。男女参画・女性の活躍推進課は「目標を達成して女性の意見が反映されてきている一方、割合が低い審議会が依然としてあり、どのように是正していくかが課題。人材を見つけたり意識を変えたりするなどしてさらに改善を図る必要がある」と話す。

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