カシオ計算機の腕時計「G―SHOCK」の最新モデル

■誕生30余年、世界ブランドに

 カシオ計算機の腕時計「G-SHOCK(ショック)」の世界出荷数が8月末に累計1億個を超えた。「落としても壊れない」を売り文句に、誕生から30年以上を経て世界的な人気ブランドに成長。最近はタフさに加え、機能にもこだわったモデルを販売している。

 初代モデルの発売は1983年。技術者が親からもらった腕時計を落とし、壊してしまったことをきっかけに開発した。ビルの3階から落下させて衝撃に耐えられるかを実験し、試作品は200個以上に及んだ。

 まず米国で人気に火が付き、90年代に入って日本でもブームになった。人気のモデルは高価格で取引され、97年度に600万個の出荷を記録した。一時は下火になったが、耐衝撃性を高めながら衛星利用測位システム(GPS)を使った時刻補正など最新機能を搭載。再び支持を集め、2016年度の出荷は過去最高の850万個となった。

 現在、約500モデルを展開し、世界138カ国で販売する。広報担当者は「今後も丈夫さの追求は変えずに、驚きを与えられる商品にしていきたい」としている。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加